今日は足関節の内踝・外踝・踵の三ヶ所を一気に手術しました。自転車の逆走による交通外傷＋骨粗鬆症ということで、この結果になってるわけですが、一回のケガでこんな折れ方するんやなぁ、という感想でしたね。
取り敢えず固定は問題なかったのですが、なにせ骨質がダメダメですので、入院期間中にテリパラチドでも使って、ガッツリ骨を作らせたほうがいいでしょうね。
明日以降、状態が良くなれば、使っていただきましょうかね。
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一件目：大腿骨頸部骨折→人工骨頭置換術
二件目：橈骨遠位部骨折→ORIF
でした。いつもの感じで手術できてるのですが、X線写真、どうしようかな...。名前がはっきりわからなくても、骨折のXpを上げたら個人情報ガー、とか言われちゃうので、仕方ないですねぇ。
あー、写真見てほしいですわ。かなり粉砕のある骨折でしたが、うまく整復・固定できましたよ。
写真がないのが、本当に残念...。
これまたいつもどおりの手術ですが、今月からは電子データが完全に移動できなくなってますので、文字だけです。世の中の流れでもあるし、仕方ないですね。
他の写真...は、撮ってねぇなぁ...。
普通にORIFです。ガンマネイルタイプの髄内釘で固定します。
固定はまずまず問題ないですが、もともと自力では歩行しておられなかったとのことですので、認知症も強い状態ですし、車椅子移乗が可能となれば良しとしましょうかね...。ただ、並行して骨粗鬆症の治療も必要ではありますが。
さて、本日も当直です。所詮ハイポですので、ぼーっとしときます...。
手根管は...省略。
膝蓋骨の抜釘は、2022年3月8日に手術した鋼線締結の鋼線抜去です。
スッキリして、年明けを迎えることができそうですね。
ただ、傷は少し痛いと思いますので、年末ギリギリまでの入院になりますかね。ゆっくりしていってくださいね！
本年7月4日に手術した、脛骨近位部骨折の患者さんです。骨癒合がとても良好でしたので、抜釘します。
問題ないでしょう。ただ、痛みはありますので、週明けくらいまでゆっくりしていったらええですよ。無理の無いようにしましょう。
例によって、locking plate固定します。
...遠位のプレート、もう少し骨幹部にちゃんと載せてるかどうかを確認すればよかった...。イメージでやや回内した状態で固定してしまったので、術後正面が少々不細工になっています。
しかしながら、固定性は良好ですし、治療という点では問題ありません。ただ、骨質は脆く、骨粗鬆症の治療も並行して開始する予定です。
この方は今週末に退院の予定ですが、しばらくは手が使いにくいと思いますので、気をつけて生活しましょう。
ですが、Garden分類stage4のやや陳旧性の骨折なので、人工骨頭です。
設置に問題はありませんが、わずかに臼蓋形成不全かも？なので、脱臼肢位には注意ですね。
年内に変えることができればよいのですが...諸事情で、MSWさんに頑張っていただくしかなさそうです...。
本日の骨折はGarden分類dstage 2なので、骨接合にしました。
固定性は良好でしたが、あとあと骨粗鬆症の治療も行いますよ。
手術そのものは、侵襲は少なめでしたし、リハビリは早い目に開始して、年末までに退院できるように頑張りましょう！
