転子部骨折と頸部骨折と橈骨遠位部骨折

一件目は大腿骨転子部の不顕性骨折ですので、CHS/DHSを行いました。固定性は問題なしですが、やはり骨粗鬆症の治療は必須ですね。

二件目は昨日来られた若い方の頸部骨折で、Garden分類stage2なので、ひとまず骨接合術を行うこととなりました。もし骨頭壊死が起こってくるようなら、人工股関節を行う必要はありますが、それでも自分の骨で支えることができるようになれば一番ですので。

三件目は、昨日夜に救急搬送された若者です。徒手整復しましたが、不安定性が強く、手術と相成りました。手術そのものは普通のプレート固定なのですが、年齢が年齢なので、骨癒合が確認できたら早期に抜釘することになります。

どちらにしても、明日からのリハビリを頑張りましょう。高齢者組は、骨粗鬆症の治療も頑張りましょうね。

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このページは、JAKが2025年12月11日 22:41に書いた記事です。

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