キーボードの修理

厳密には、ケーブルの修理、ですね。

普段、外来で使ってるキーボードが、時々認識されなくなるのですが、どうもキーボードのケーブルの位置で変わるようです。...これは、内部の断線ですな、きっと。

FILCO様に問い合わせたところ、古すぎて部品無いわごめんね、というお返事をいただいたので、自己責任で修理します。

まずは分解。

キーボード(以下略K/B)裏の三ヶ所のネジを外し、K/B前方にある嵌合を、車の内装剥がし等を利用して外し、筐体から基盤を出します。

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赤丸の部分のケーブルが動くと、認識できなくなる等の症状が出ますので、この部分を切除します。固定部品に既にナイフで割を入れたあとですんません。

んでもって、赤丸部分の熱収縮チューブを切り取り、断線してると思われる部位をぶった切ります。

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USBの一般的なケーブル内容です。基盤へのコネクタ側にはGND線がありますので、それは後でケーブル側のメッシュ部分に接合します。

取り敢えず被覆線剥き剥き。

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両端を同じように加工し、熱収縮チューブを通しておきます。

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そしてはんだ付け。下手っぴなので、拡大してはいけない。

このとき、GND線はケーブルのメッシュ部分にはんだ付けし、他は色どおりに継ぎます。

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熱収縮チューブを被せて、ドライヤーアタックでフィットさせて終了。

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このあと、基盤のまま起動テストを行い、正常に認識することを確認してから、筐体をもとに戻して終了。

来週の外来から、現役復帰です。

次に壊れたら無線化も考えないといけませんが、何しろメカニカルキーボードは長持ちしますので、何年先になることやら^^

この記事について

このページは、JAKが2025年3月21日 22:50に書いた記事です。

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