夜を駆け抜けろ! Entry : 指の骨折でちまちま手術

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指の骨折でちまちま手術

「ちまちま」と書くとどうもネガティブイメージですが、どっちかというと実際の手術はねちねちやる感じです。

…余計ネガティブですかそうですか。

今日は局所麻酔で抜釘があったのですが、ワタクシが午前中に外来をしてる間に行われたことなので、全然気にししないッス。
で、昼から指の手術ですが、これがまた…すごく…痛いです…。
先週の土曜日、自転車で転けて思いっきり突き指されたとのことで、同じ指で二カ所骨折しております。
しかも両方とも関節内骨折です。
左第四指DIP・PIP関節内骨折術前側面

上の図の矢印が、それぞれ骨折部位です。
いわゆる第一関節(医学的には遠位指節間関節;DIP関節)と第二関節(同じく近位指節間関節;PIP関節)の骨折なのですが、今回はDIP関節の整復と固定、PIP関節は転位が少ないので牽引して固定、という細かい作業をせんといかん訳です。
ちなみに今回の骨折は、DIP関節は背側亜脱臼+掌側関節面の圧潰、PIP関節は掌側亜脱臼+背側関節面の圧潰、の状態ですが、関節機能としてはPIP関節の方が重要なので、こちらに対しては、早期に可動域訓練の行える創外固定を使うことになりました。

で、全身麻酔をかけた後、関節面を針金でつついてつついてつつき回してはや一時間。
DIP、PIP共にまずまずの整復が得られたので、それぞれ鋼線固定と創外固定を行い、こんな感じになりました。
左第四指DIP・PIP関節内骨折術後

関節面は、DIP・PIP共に粉砕気味だったので、なかなか難しかったのですが、一応Xp上は及第点…かな…。
あとは患者さんがどれだけ回復するかですが、心配すぐる><


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