夜を駆け抜けろ! Entry : 水に関するあれこれ

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水に関するあれこれ

巷では、何やらアフォなおっさんが、一本5000円もするという水を飲んでるらしいですな。
しかも年間約500万円分とかなんとか。
こっちは水道水だけで十分なのですが、なんとまぁ…と呆れかえりますた(´・ω・`)
日本の水道水は、カルキ臭いとか何とかいわれながらも、世界的に見るとかなりマシな方なのです。
でもまぁ、「美味しく飲める水」を求める気持ちも分からんでもないが、それを国民の税金で賄うというのは如何なものか。

それにしても世の中には、トンデモ商品も数多く存在するわけでして。
昼休みに医局で話題になったので、放射線科の先生と一緒に、検索しまくってみました。
どうもこれあたりがアヤスィんではないかと…。

実はワタクシ、上のサイトはじっくりと読んでません。
なぜか?
…タイトルだけで十分ツッコミ甲斐のあるモノでしたので…。
ほら、一番上に書いてあるっしょ?

『ナノクラスター有機ゲルマニウム水・ルルド水の販売 [オンラインショップ Ge-132]』

…ルルドの水ってあんた…。

これのことかえ?

なかなか…㌧デモですわwwww
もし松岡農水相(おっと、言っちゃったw)がこれを飲んでるなら、カナーリステキな科学的脳ミソと言えるでしょう。
Tu-Ka、逝ってヨシ!
しかも例のゲルマニウム水?のページをちらりと見てみましたが…。
以下、説明文の一部を抜粋

これを解消するためには水分を補給すればよいのですが、水道水や市販の飲料水では、細胞壁を自由に通り抜けることができない状態の水の分子集団になっているのです。

赤ちゃんの体内の水は、ほぼ100%クラスター水です。それが、30代半ばには約半分に、60歳にはなんと20%近くにまで減少してしまうのです。

( ゚д゚)ポカーン

細胞壁って、水はダダ通しですが…。
そもそも人間には細胞壁はありませんって^^;
中学校レベルの話でんがな。
一般には、いわゆる「植物」の細胞には細胞壁が存在しますが、「動物」の細胞には存在しません。
しかも基本的に細胞への水の流入は、浸透圧差の存在によって常に生じています。
(ここらへんも中学生物で出てきてたような希ガス…。)
このため、細胞内は常に入ってくる水分を、どこかで細胞外に出してやらねば行けません。
その水分をNa-Kポンプというもので常に細胞外に汲み出されているわけですが、このあたりの科学知識の扱いって一体どうなってるんでしょうね。
現在正しいと考えられている知識もへったくれもないですな^^;
参考:サントリーの水大事典
↑このへんが、結構詳しくて面白かったです。
なお、高校生物ではこのレベルだそうです。
参考までに…。

また、水クラスターっていっても、大きな塊になって動いているような感じで説明してますが、あれは一瞬一瞬で見ると(時間的微分とでも言いますか)、「塊になってるように見える」というだけで、強固に固定している訳ではありません。
もし水分子同士がしっかりと結びついてるのなら、それは既に氷ですわ。
そんな細胞壁も通過できんような水が水道から出てきてるんなら、水道水で水をやってる植物は、全滅ですなw
あれあれ、スプリンクラーで水を撒いてるのは…あれって無駄ですかwwwwww
水クラスターに関係する㌧デモに対して、科学的に解説しているサイトも多いです。
水クラスター -伝搬する誤解-
■水の話 ~化学の鉄人小林映章が「水」を斬る!~ の「クラスター」の項目
とはいえ、『水クラスター』でググると、最初の二つがまともなサイトで、後は全部㌧デモサイトなんだよね…。

しかも、「赤ちゃんの体内水分のほぼ100%がクラスター水」って説明はこれまた…唖然としますね。
単純には、「液体の水」である限り、クラスターは存在し続けますがねぇ。
100%という数字の根拠は?
年齢と共にクラスターが減るって、どういう理屈で減っていくのか?
体内で存在している水分のうち、クラスター水とそうでない水をの成分比は、どうやって算出するのか?
何か科学的にそう断定できる証拠を出して欲しいものですなぁ…。
この世界に存在する限り、一応物理学的法則が適用されるはずなので、何らかの科学的理論的説明が出来るはずなのですが^^;
まぁ根拠となる参考論文を出していれば、ある程度説得力もあるでしょうがねぇ。
このサイトを信じる奴って、小学生以下ですかね。
小学生でも、一定以上の人間は信じないぞ、こんなのw
世の中の科学って、どないなっとんねんヽ( `д´)ノ

しかしなんだ、そう考えると安倍内閣って…こんなクズばっかりよく閣僚に採用したもんやなぁ…。
「産む器械」発言をした厚労相の柳沢といい、こいつらの頭の中っていったい…?
こいつらを、いっぺん生きたまま解剖したくなってきましたよ。

ぶっちゃけ、オ㍗ル。

それと、今年の流行語大賞は、

「ナントカ還元水」だ!

よく覚えといてくだしあ。

と、ここまで書いてて色々調べてたら、ニュースサイトに出てましたね。
疑惑の洪水…「1本5000円」高価水の逆効果
'`,、('∀`) '`,、
「今、水道水を飲んでいる人はほとんどいない」と公言しちゃったもんなぁ…。
東京や大阪の水道局員の苦労って、いったいなんなんでしょうw
まぁ水道関係の予算が少ないのは分かりますが、国のトップが「地方の水道局は役に立ってねぇよ!」と言っちゃったようなもんですよ。
先日書いた国循ICUの話と、ちょっと似てるかもしれんね。
この発言で辞めてしまう水道局員が続出したら、ある意味笑えるのですがorz
それにしても光熱費で約500万、その内容がゲルマニウム水って…

チョットマテ。

それは飲食費ではないのか?

光熱費としてゲルマニウム水…。
発電できる…訳ない罠。
こうなったら正直に、「昼に飲む水代ではなく、夜に使う水代になりました!」って言っちまえばええのにねw
某掲示板ν速スレより拝借。

183 名前: 名無しさん@七周年 投稿日: 2007/03/12(月) 12:52:09 ID:tlCXsvCH0
銀座のお水に還元しました。


って答えれば神だったのに。

いやマジでネ申でしょうw
山田君に座布団5枚は持ってきてもらえたのに、残念ですねぇwwwwww


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