フォーマットされていないHDDにクリーンインストールを行うという状況で書きます。
1.
このページからUbuntu Server 13.04のiso imageをDLして、DVD-Rに焼く。
容量が701MとビミョーにCD-Rでは足りない可能性があるので、無難にDVD-Rを使いましょう。安定を求めるなら12.04 LTSでも良し。isoイメージはWindows 7以降であれば、エクスプローラでファイルを選択→右クリックで「ディスクイメージの書き込み」を選べばOK。Vista以前は素直に書き込みソフトを使いましょう。
2. 焼けたDVDをドライブに放り込み、インストールする。
BIOSで起動ドライブの一番上に、DVDドライブをもってきとかなきゃダメ。というか、色々書こうと思ったけど
金子邦彦様の研究室サイトなど、非常に良く且つ美しくまとめておられるので、こちらを参照にして頂いた方がよろしいですね。フヒヒヒヒヒ。ま、OSのインストールそのものは、Windows 3.1からいじってると、それほど大して苦労しない訳です。config.sysの編集をしなくて良いのは、本当に楽ですね。
3. 先日躓いていたのは、ネットワークの設定の問題で、無線LANのAPが、何やら悪さをしていたようです。「ようです」というのは、結局理由が分からず仕舞いでして、LAN内IPアドレス割り振りを見直す時期に来ているようです。DHCPの範囲は十分に広いハズなんだがなぁ...。まぁ、どちらにしてもサーバ用途ですので、固定IPにします。
4. インストールするソフトウェアは、SSH server、DNS server、LAMP server、PostgreSQL server、Samba file serverくらいですかね。気が向いたらMail serverでも建てて使ってみますが、目下「大陸と半島からの不正アクセス多すぎワロタ」の状態ですので、これを何とかしなきゃSPAMだらけになりそうです。
5. ログイン出来ることを確認し、
必要があれば
$ sudo apt-get updateや
$ sudo apt-get upgradeを行う。この際、日本語文字化けがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!というのであれば、
殿様ガエルのWiki様のページや、
浜村拓夫の世界様のページを参考に、nanoエディタやviエディタで何とかしましょう。UNIXをいじったことがあれば、viで楽勝です。
いじるファイルはホームディレクトリ中の .bashrc ファイルですので、
$ vi(もしくはnano) ~/.bashrcでエディタを起動します。
で、ファイルの末尾に
case $TERM in
linux) LANG=C ;;
*) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
esac
を付け加えましょう。
あとは、外部からのアクセス時の文字化けを防ぐため、
export LANG=ja_JP.UTF-8も最後に追記しておきましょう。そうすりゃTeraTermなどからのアクセス時にでも文字化けせずにハッピーです。
その後、
$ source ~/.bashrcで.bashrcを反映するか、面倒くさければマシンを再起動すりゃ文字化け解消です。
6. デスクトップ環境を...
折角なので、CUIベースだけではなく、GUIベースでもいじってみましょう。
$ sudo apt-get install ubuntu-desktopを実行し待つこと約10分、立派なUbuntuのデスクトップ環境が出来上がりました。やったね!
GUIベースだと直感的に見た目で分かるので、有り難い限りです。まぁMS-DOS時代と同じく、CUI環境でコツコツやっても良いのですが、記憶力が低下してきてますので(笑)、ある程度参考文を見ながら色々と設定できる環境の方が有り難いですね。
7. terminalの呼び出し
右上のUbuntuマークからソフトウェアを検索しましょう。文字列は「terminal」でOKです。
ここからいろんなモノを設定しつつ、サーバを立てていくわけです。
さて、こんなところですかね。
当面の目標は、
・Apacheの設定
・Sambaの設定とWindows機とのファイル共有
・サーバデータのバックアップの設定
・DDNSの設定(DiCEを使わせて頂きましょう)
・ソフトウェアRAIDの設定(先にHDDを買わねばなりませんが!)
くらいにしてますが、資金の関係で、RAID用のHDD購入は、大夫先になりそうです。余ってる1TのHDDを使うかどうか、悩み中...。