暁の星を掴み取れ!でタグ「骨折」が付けられているもの

当直明けの外来にて

| |
ギプス巻き多すぎワロタ。

もともと、お二人が骨折のギプス固定中でして受診予定に入っていましたが、その他に新患が二名、骨折で来院されました。老若各々二名ずつです。

1.予約の二名:
1-1.お歳の方:
 橈骨遠位部骨折1ヶ月目。骨硬化はありますが、背側皮質が粉砕してるので、もうちょっとギプス固定を追加しました。

160430_01.jpeg短縮転位はありますが、超高齢であることと急性硬膜外血腫併発後の骨折だったため手術が不可能であり、やむなく保存的に経過を見てますが...正直、手術できたらしてあげたかったです。

2-2.子供さん:
 橈骨遠位部若木骨折10日目。骨硬化がはっきりしましたので、シーネ固定に変更しました。

160430_02.jpeg成人後だと4-6週間後くらいにようやく骨硬化像が出てくるのですが、10日程度でこうなるのは、純粋に若い(9歳)からです。ワカイッテイイワネ。


2.新患の二名:
2-1.お歳の方:
 昨日くらいに右脛腓骨骨幹部骨折を受傷されてますが、もともとほぼ寝たきりで認知症も強く、受傷機転が不明です。

160430_03.jpeg 骨粗鬆性変化も著しく、脛骨・腓骨とも、骨皮質が紙のようにペラペラした感じで写真に写ってますね。このような状態だと、僅かな外力でも折れてしまいます。
 おそらくは施設の方が車イスに乗せるときに捻れて折れたのではないかと思われますが、それを追求しても仕方ないので、状況説明だけを行ってギプス固定としました。全身状態を考えると、手術は出来ませんからね...。

2-2.お子様:
 野球中、飛んできたボールを捕るときに、後ろへつんのめって転倒し、手をついて受傷しました。X線写真上でははっきりしませんが、実際の所見と痛くて腫れている部位を考えると、おそらく橈骨遠位部の若木骨折です。

160430_04.jpeg が、掌背屈転位も短縮転位もないため、シーネ固定にしました。2週間ほどして骨硬化が見られたら、フリーでokです。11歳だし、すぐ治りますわな。

 いずれの例も、手術には至りませんでしたが、何故か外傷がやたらと来られた日でした。当直明けだったので、結構しんどかったですな~。という訳でおやすみなさいませノシ

人工骨頭ドン!

| |
午前中にバネ指が一件ありましたが、華麗にスルーしますね。
昼からは人工骨頭です。手術のない時にはトコトン無いのですが、続くときはトコトン続く人工骨頭です。

では術前。
100330_01.jpeg見事なGarden II型の大腿骨頸部骨折ですね。拡大しないと分からないくらい、この症例では転位が少ないのですが、80歳後半とかなり高齢でもありまたそれほど活動性の高い方でもないため、一期的手術で済む人工骨頭置換術を選択します。
その方がリハビリも早くできますからねぇ。

で、術後はこんな感じ。いつものように手術して終了です。
100330_02.jpeg
写真はピンぼけですが、ま、こんなモンでしょ。

久々の切断とバラバラの骨折

| |
文字通り、かなり久々に下腿切断です。
基礎疾患として糖尿病があり、右足関節外踝(足首の外くるぶし)と、足趾の壊死があり、艦船がコントロール不可能になってきたので切断ということになりました。
かなり重度の糖尿病でして、二週間ほど粘ってたのですが壊死は全然治る気配を見せず、何をしても徐々に広がるという、末期的状態です。

下腿で切断しますが、写真は...かなりグロいので、自粛します。それだけではナンですので、術後レントゲン写真でもどうぞ。
100325_01.jpeg定型的な下腿切断術後ですね。腓骨がやや短い目ですが、もともとほとんど歩かない方ですし、重度の糖尿病もあり、断端の自己管理が出来ませんので、義足も作れません。なので、これでOKかと思われます。あとは創部感染さえなければ、何とかなると思います。

朝から外来のあとすぐに手術参加で疲れましたが、もう一丁ありますので頑張らねば...。

足関節周囲骨折

| |
本日は二カ所の骨折の手術ですが、患者さんは一名だけ。
要は、骨が二本折れちゃってるので、一気に手術したということなのです。
骨折部位は、腓骨遠位部と中足骨基部。
共に牽引力による剥離骨折で、行う術式は鋼線締結法です。

まずは腓骨遠位部。
090423_01.jpeg
矢印で示した、ほんのちっこい骨折です。
実はこの骨折は、関節内に至る骨折ですので、放っておいても骨がくっつきにくいため、将来的に足関節の不安定性や変形性関節症を誘発することになります。
このため、手術となるわけです。

続いて同じ足の、小趾中足骨基部骨折です。
090423_02.jpeg
こちらも同じ術式で固定しますが、比較的骨片が大きいため、気楽に出来るのがミソですね。
では頑張っていってみましょう。

陳旧性膝蓋骨骨折

| |
困ったことに、今年1月始め頃の骨折だそうです。
他の病院を転々としていたあげく、ウチにたどり着いたという...。
何でも他の病院が気に入らなかったとのこと。
...まぁ色々事情があるんでしょうが、あまり釈然としませんな。

ともかく術前側面X線写真。
090224_01.jpeg
膝蓋骨が下極付近で骨折していますが...骨片が小さいです...orz
しかも二ヶ月近く経っている陳旧性ですので、満足な骨質かどうか微妙なところです。
最初の計画では、鋼線締結法でいけばそれで良し、無理そうなら比吸収糸で小さい骨片を縫いつける方法で、としていました。
果たして...!

今年は人工骨頭始まり

| |
早速昨日来られた、右大腿骨頚部骨折の患者さんの手術を行うことになりました。
なかなかこう...気持ちよく折れておられますが、なんと受傷は一週間前。
正月前に転倒されていたのですが、痛くなってきたのが01/04頃からとのことでした。
要は、転倒し骨折→ずれていないのであまり痛くないからそのまま→だんだんずれてきて痛みも強くなってきて来院、というパターンです。
中にはずれてこなくて、『数ヶ月前にこけてから、日常生活には支障はないんですがちょっと痛いんです、でも気になるから来ました』とおっしゃる方もおられます。
人間の体って、なんて精密でかついい加減なモノなんですなと、ある意味感心してしまいます。

で、問題の頚部骨折ですが、
090106_01.jpeg
完全に転位しております。
ここまで転位すると、人工骨頭置換術が最適です。
というより、年齢的にも状況的にも、それ以外の選択肢がほとんど無いという...。

では術後どうぞ↓

肘の骨折

| |
本日は肘頭骨折...と思ってたら、よく見ると鉤状突起も折れていたという...。
肘頭(肘の後方、肘打ちで思いっきり相手にぶつける所)骨折だけなら、後方から切開して鋼線締結法で終了だったのですが、鉤状突起(肘の前方で、脱臼を防ぐ役目がある)も折れているとなると、後方からの切開だけでは無理で、前方からも骨折部を展開せんとあきません。
単純には、一つの骨折で二倍手間がかかると思っていただいて結構です。
全身麻酔なので、我々は問題ないのですが、患者さんへの侵襲がデカくなるのが気になりますが...まぁ仕方ありません。
術前写真ですが、肘頭は完全に折れて転位しています。
一方、鉤状突起は折れているのがはっきりとは分かりにくいのですが、よく見るとかなり転位しています。ただ鉤状突起は、見慣れてないと全然分からないと思います...。
081127_01.jpeg
この二カ所の骨折は非常に厄介で、特に鉤状突起骨折は放っておくと肘関節が亜脱臼の状態になってしまうので、必ず整復固定が必要な状態です。

ぅぉぃ!

| |
なことばっかりですorz

その1:どないしまんねんこの骨折?

本日の外来で、左大腿骨頚部骨折の患者さんが来たのですが、これがまた転位のない骨折でして、早い目に手術しちゃって固定すれば、しっかり治るでしょうという代物。
081025_01.jpeg
どこが折れてるのか分かりませんって?
それはそうでしょう、これはある程度経験がないと見逃してしまうような骨折なのです。
勿論、診断にはMRIがあれば確実なのですが、そのような文明の利器は当院にはございませんので(爆)、ずばり症状とレントゲン所見だけで確診に近づく必要があるわけです。
ま、慣れれば見ただけで分かりますけどね^^;
では患側と健側を比較してみましょう。
081025_02.jpeg
矢印のところが骨折です。びしっとヒビが入っちゃってますね。
骨折型の分類でいうと、Garden分類Stage2となります。
治療としては、骨折部にネジを通して固定すればおkなのですが...取り敢えず松葉杖を使えば歩けるので、入院に必要なモノを取りに帰るといって一旦自宅に外出となりました。

...何時間経っても帰って来ないんですが...?
仕方がないので電話してみれば、「やっぱり家にいてます」って何ですと(;゚д゚)?!

・この骨折は関節内骨折で、放っておいても骨癒合が得られる可能性はあまりありません。偶然ずれなければ、という条件付でしか骨癒合が得られがたい部位なので、治療の基本は手術になります。
・骨折部がずれて骨接合が出来なくなったら人工骨頭置換術になっちゃいますが、それだと手術そのものが大きくなるのと、人工物なので何年か経って変形性関節症になる可能性が大きくなります。
・ウチの病院は救急病院ではないので、基本的に土曜の夜や日曜に痛くなっても、受け入れ出来ない可能性もありますが、それでもいいのかな?
・そもそも治療方針として出来るだけ侵襲の少ないようにする予定を、わざわざ大きくするということは、本人さんの手術そのものや疼痛の負担が大きくなるだけなのですが...。

とまぁ十数分ほど説明はしたのですが、ご自分の置かれた状況が全然分かっていらっしゃらないのか、家でいてますとの一点張り。
仕方ないですな...疲れますが、一旦外泊という形にしておきましょうorz
ヤレヤレ。



お仕事ですよ!

| |
手術がない(;゚д゚)ヴァーと思ってたらあにはからんや、昨夜のうちに骨折の患者さんが入院してたってそんな(;゚д゚)ヴァー。
ウチは救急病院ではないので、こういったケースは非常に希ですね。
夜間はレントゲンや採血の検査が出来ないので、診断がつきません。
このため、何か初期治療の必要な方は、他の救急を受け入れている病院へ行っていただくことになっているのですが...う~む。
まぁ患者さんは既に入院しちゃってますから、四の五の言ってても仕方がないデース。

取り敢えずレントゲンをば撮影しましょう。
レントゲン写真ドン。
081021_01.jpeg

** おおっと、転子部骨折 **

(ネタの分かる人は古株のゲーマー。これだけはガチ。)

という訳で、珍しく昼から準緊急手術と相成りました。
観血的にいつもの固定を行います。

大腿骨遠位の骨折

| |
いや~、難儀しました。
大腿骨遠位の骨折ですが、脊髄損傷の患者さんで、いつ折れたのか分からないところがミソです。
080925_01.jpeg
もともとこの部位の骨折は、非常に整復がしにくい箇所でして、手術が難渋するのは想定の範囲内でした。
今回は、
1.脊損の方なのであまり荷重を必要としないこと。
2.脊損のために骨粗鬆が強い状態であること。
を考慮して、プレート固定+ギプス固定を選択しました。

手術を開始してまず困ったのが、整復できNEEEEッス!ということでした。
周囲の軟部組織は拘縮と瘢痕のためカチカチになってますし、かといって思い切って力をかけたら弱っている骨がポッキリいってしまいそうですので、ドカンと一発逆転を狙うこともままなりませぬ。
仕方なく、手早くネチネチと瘢痕だらけの軟部組織を剥離しましたが...全然ダメッスorz

鎖骨骨折

| |
ようやく鎖骨の手術です。
先日手術予定だったのですが、ようやく肝機能の数字も落ち着いてきましたので、本日行うこととなりました。
では例の如く術前写真ドン。
080909_01.jpeg
ばっきり折れてます。
第三骨片(大きな骨片とつながっていない、比較的小さな骨片)があるのと、鎖骨骨幹部の骨折ということと、転位(ズレ)が比較的大きいこと、これらの理由から、骨折部を展開し、プレートで固定する方法を選択しました。
例の如く全身麻酔でGo!

緊急でいっぱい

| |
世の中には、暇な日と忙しい日があります。
ただその差がでかいと、非常に困ったことになることもあります。
今日がその日でしたorz

まぁ整形外科の方は、ちょこっと指の手術をしただけですが、その合間に外科は緊急で開腹手術をしてるんですよ。
なのに手術場のスタッフは、人事で削られているという有様でして、ぶっちゃけダメダメ病院の烙印を押されても文句は言えない状態なのです。

さて指の手術ですが、昨日突き指をして、近所の整形外科医院を受診し、手術適応ということで本朝、当院を受診された少年です。
080904_01.jpeg
これは、槌指と呼ばれる状態で、指末節の伸展障害を来します。
平たく言うと、指先が伸びなくなります。
この症例は骨折を伴っているので、骨性槌指とも称され、DIP関節に生じた関節内骨折であり、関節面の約1/3に達しているため、手術の絶対適応と判断しました。
行う手術は経皮的鋼線刺入術。特に骨性槌指に対しては、Extenison block pinnning法(石黒法)という方法が有名で、且つ確立された方法ですので、これを用いて行います。

骨折の手術が少し

| |
少しといっても一件だけですが。
救急でない病院は、夏場は手術が少なくてだめッスね。
という訳で希少な外傷の手術です。
080807_01.jpeg
橈骨遠位端骨折で、骨折線は関節面にかかっておりますが、粉砕は比較的軽度です。
全身麻酔後、牽引・整復し、プレート固定を行います。

ほとんど何も無し

| |
世はなべて泰平、変わりも無し...。
病院内は、ですがw
本日は抜釘が一件、しかも日帰り手術ですので、素晴らしく閑な余裕のある一日でありました。
今年の06/03に手術した中手骨骨折ですが、さすがに若者です。もう骨が出来てしまい内固定を抜去しても良い状態になっております。
で、局所麻酔であっさりと。
080805_01.jpeg
まぁこのように、しっかりと骨が出来ておりますので、問題ないでしょう。
でも兄弟喧嘩はほどほどに、ね。

抜釘と足指の骨折

| |
本日もしょんぼりした手術です。
一件目は足の指を折ったお子様。
薬指がぽっきりといっちゃってます。
これを局所麻酔下で整復し、転位の予防目的で、鋼線で串刺しにします。
080724_01.jpeg
おらよっと。

完璧に戻ったわけではないのですが、比較的まともな位置にもっていけたのと、これであれば許容範囲内ということもあり、取り敢えずあっさりと終わりました。

骨折ガッ

| |
朝から骨折来まくりです。
いくら救急病院とはいえ、これはひどい...。

橈骨遠位端骨折、示指PIP関節脱臼骨折、踵骨骨折、大腿骨転子部骨折、膝蓋骨骨折、etc.etc.

しかも部位が結構ばらけてるのな。
手、指、踵、股、膝、etc.etc.、うまいことまんべんなく折れちゃってます。
みんなどうしたんや...急に骨の弱いもやしっ子になったんか...orz

手術もやります

| |
別に自宅サーバの復旧だけを頑張ってた訳ではありません。
日常業務も何とかやっております。

本日は手術が二件。
まず一件目は鎖骨の抜釘です。
080708_01.jpeg

これは2007年12月27日に手術した方ですね。
骨癒合もよろしく特に問題なしです。
問題なのは内部の固定剤料でして、皮下に出っ張ってるようで痛いとのこと。
では抜きましょう...ドン。
080708_02.jpeg

きれいになりましたね。
ヨカッタヨカッタ^^

2018年7月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

中の人について

  • ・くつろぐ筆者 test image
  • ※画像はイメージです。
  •  実際とは異なる場合があります。
  •  
  • ・EVE Online Character Redrick JJ
  • Redrick JJ:
  • ニヤニヤ笑いのCaldari人。
  • お仕事は主に掘りと生産。
  • 発明はギャンブルだ!
  • 所属corp:Wildcat Idc.
 

リンク集


月別 アーカイブ

アイテム

  • 180710_02.jpeg
  • 180710_01.jpeg
  • 180707_02.jpeg
  • 180707_01.jpeg
  • 180705_01.jpeg
  • 180703_01.jpeg
  • 180619_03.jpeg
  • 180619_02.jpeg
  • 180619_01.jpeg
  • 180617_01.jpeg
Powered by Movable Type 4.2-ja