暁の星を掴み取れ!でタグ「薬」が付けられているもの

手の外科の日

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「手の外科」と格好良く言ってても、所詮小規模病院、やることはしれてます。

一件目は腱鞘炎に対して腱鞘切開。こちらは午前中に局所麻酔で行います。バネ指の前段階ですね。
二件目は、術後の人で、指屈筋腱の癒着を剥離する手術です。狭窄性腱鞘炎の腱鞘切開手術のあと、何故か屈筋腱周囲が癒着し、指が伸びなくなってきてるので、今回手術と相成りました。
当然ですが、標的が骨ではないので、レントゲン写真はお預けです。

時間がかかりそうだったので全身麻酔で行ったのですが、開けて吃驚、腱の周囲がべったりと癒着してるじゃありませんか。なして?という疑問に対する明らかな回答は得られませんでしたが、取り敢えずは癒着の所見があったということで、他のおかしな病態を考えなくても大丈夫だろうという結論に落ち着きました。
取り敢えず、手掌から指の基部周囲までの屈筋腱全周を剥離し、指が自由に動かせるようにしてから傷を縫合しましたが、うまく治ると良いですな。

なぜ、そのお薬を飲むのか?

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既に魂が天に召される寸前ですwww

昨夜の当直は酷かった。
外科で診ている末期癌の方は良しとしましょう。また、深夜にお亡くなりになられた方も、問題ありません。調子が悪くなったり亡くなったりするのは、自分で時間を選べませんから。

問題は、電話問い合わせです。
しかもその内容たるや、「?????」が頭の上で踊り狂うような内容ばかりなのです。

例えば一例を挙げると...

電話:「いつももらってる薬を飲んだんですが、血圧が高いのでもう一錠飲んでもいいですか?」

ワタクシ:「その、『いつももらっているお薬』は、何のお薬ですか?血圧のお薬ですか?」

電話:「いえ、何のお薬か分かりません。」

ワタクシ:「...え~と、何のお薬か分からないことには、お答えのしようがないのですが...。」

ガサゴソガサゴソ(薬を探している?音。この間数分。)

電話:「そうですよね、分かりました!」

ガチャン。ツーツーツー。

(;゚д゚) ...。

( ゚д゚ ) ...。

眠い!眠い!

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何か最近、アトピー性皮膚炎が出てきまして、もう痒くって仕方ありませんorz
我慢の限界が来ておりますので、仕方なく抗アレルギー剤を飲むことになりました。
確かに薬の添付文書には「眠気が出ることがある」と書いてありますが、これは...
眠い!眠すぎる!
眠いってモンじゃねーぞ!薬を飲んで一時間くらいすると意識が無くなっとります。
昨日の晩も、23時くらいに飲んでから、PCを立ち上げてEVE Onlineでまおーたんに投銭してからちょこっとMissionやって...そのあとの記憶がありませんorz

薬の効果には個人差というモノがありますが、これはかなりキツいですね。運転なんか当然出来ませんので、内服するのは夜間限定になります。
そもそも普段、抗アレルギー剤を飲んでるのならマシなのでしょうが、いきなり飲むときっついですね...。
明日は市民講座もあるし、今日は早く寝るか!

お薬を考える

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最近...芸能人の覚醒剤や麻薬のタイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホが相次いでますね。
まぁダメな人がガンガン捕まることは、良いことといえば良いことなのですが...どうしてこのように薬の乱用が多いのでしょうか?
それは、「知識の不足」ではなかろうかと思うわけです。では何の知識か?ということですが...取り敢えずWiki。
あ、尤も本人の資質というモノもありますね。要は悪いことだと分かっててやるというのは、これは単に本人の問題なので、ドンドン捕まえて社会的にも抹殺してやってください。善良に生きている人々に迷惑がかからないようにして欲しいものです。

で、取り敢えずの続きですが。

Wikipediaの項目
覚醒剤
麻薬

共に、一般的なことしか書かれてませんね。当たり前ですが。
あまり細かいことを書き出すと、書くだけで数日を費やしてしまいそうになりますので、簡単に述べるようにしますが、とにかく覚醒剤であっても麻薬であっても、「薬」には違いありません。
何回かワタクシも書いておりますが、「薬」と「毒」は、その用法と容量でどちらかになるかが決まります。
例えば「ただの風邪薬」ですら、使用法を誤ると容易に肝壊死になり、死を招きます。
また、ある種の中枢刺激薬(広義では覚醒剤と言えるかもしれませんが)は、ナルコレプシーなどの治療にも使われています。当然、医療現場では麻酔や鎮痛のために、麻薬も頻繁に使われています。

これだけたくさんの薬が使われているのにも拘わらず、一般に覚醒剤や麻薬が禁止されているのは何故でしょうか?
それは、副作用が多くまた重篤であり、かつ薬の使い方が難しい、ということに尽きます。要は、専門的知識を持った人間しか使えないようにしてしまえ、ということですね。
それはまあ当然と言えば当然なのですが、釈然としない部分もあります。つまり、"一般の人に対して、知識の拡充を図る"ことがなされていないという点で、です。

お役所は「臭い物には蓋をしろ」的に、薬に対しての知識を広めようとせず、単に「使うと死ぬ」「恐ろしい薬」だから「ダメ・絶対」という流れに持って行っているようですが、頭ごなしに使うな、と言われると使いたくなる人間がいるのは、世の必定。だからこそ、何故使ってはいけないのかという「正しい知識」を持ち、その上で各自が「こんな薬使えるか!」と思うことが重要ではないかな、と思うのです。

という訳で、厚生労働省は、単に禁止禁止と言うだけではなく、もっと「何故禁止しなければいけないのか」を説明するようにしていただきたいですな。今の政治屋や医者もそうですが、ちゃんとした説明も無しに物事を禁止したり、ああしろとかこうしろとか強制することが多すぎます。
「覚醒剤」や「麻薬」に関しては、一般市民にも分かる言葉で説明した上で、正しい知識を頭に入れていただき、その上で各自がダメ・絶対という判断が出来ればいいな、と思います。

マイコーと麻酔薬(とマリオなど)

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昨日07/30付けの新聞に、マイケル・ジャクソンの死因について、麻酔薬+麻薬の投薬中の事故ではないか?という話が出てました。
もともと強い疼痛があるので麻薬を使っていた(どんな疼痛に対して何の麻薬かは分かりませんが)とのことですが、欧米では、外来での疼痛管理に麻薬を使うのは、ごく一般的なことみたいです。というより、この点では日本がかなり遅れているだけですけどね。でも麻薬は麻薬でして、使い方を誤ると怖い薬品であることは確かです。
麻薬に関してははっきりと商品名もしくは成分名が書かれていませんでしたが、一般的に麻薬だけでも十分に呼吸抑制作用があります。が、それに加えてマイコーは、普段からひどい不眠症のために、注射で睡眠剤の投与を受けていたとのことです。

...ちょっと待て、"注射"で(;゚д゚)...?

良く記事を読むと、プロポフォール(商品名:ディプリバン)を使っていたとのことですが...これって...全身麻酔の時に、主に使われる薬ですよ!こんなモノを使ってたのか...そら呼吸停止もするわな...。かなり呆れながら、いろんな記事を読みました。これが本当なら、かなり恐ろしいことをしてたんだなぁと思いますね。

基本的には、プロポフォールは手術室、ICU(集中治療室)、もしくは救急外来でしか、見ることは出来ません。というのも、「短時間に鎮静が得られ、しかも覚醒が早い」という特性を持つため、例えば救急外来で脱臼の整復をするときには、ショット(少量を静脈内投与すること。和製英語。本来の英語ではbolus投与)で使います。また、持続的に少量ずつ静脈内投与をすることで安定した鎮静が得られるため、全身麻酔の時に使われることも一般的な用法の一つです。ワタクシも全身麻酔ではよく使っています。非常に使いやすい薬で、覚醒が早いため、麻酔の管理がしやすいのです。
090731_01.jpegプロポフォールは、「あまり長時間ではない」鎮静を得る時に使われます。手術時に使うといっても、数時間~精々12時間程度でしょうか。それ以上になると、プロポフォールのシリンジ内に入っている乳化剤が、脂肪分として体内に多く入ってしまうことになるので、あまり長い時間の鎮静維持には使わない傾向にあります。(ワタクシなら、手術で6時間以上の長時間の鎮静が必要であればセボフルラン等の吸入麻酔薬を使いますし、ICUでの鎮静下での管理が必要なら、ミダゾラム等の水溶性全身麻酔薬を使います。)

マイコーのように、単に(不眠症の方には失礼な表現ですが)眠れない、というだけでは、普通はプロポフォールは使いません。というか、絶対使ってはいけません。まぁ日本では絶対に外来患者さんに対して処方されることのない薬ですが、さすが米国、自由診療マンセーですな。
なぜ外来で処方しないかというと、一つは単に静脈内投与しかできない薬だからという理由です。使うたびに静脈ルートを確保せねばなりません。平たく言うと、一々点滴せねばならないのです。

あとは、薬の作用の問題です。これらの薬はあくまで「全身麻酔薬」であり、全身麻酔を行うかそれに準ずる鎮静を得るときに使うものであり、その鎮静作用は非常に強力で、循環や呼吸に対する抑制作用がかなり強いのです。簡単に言うと、少し多い目の量を投与すると、あっさり呼吸が止まり、心拍が減ります。なので、モニタリング(心電図や末梢飽和酸素濃度などのリアルタイム測定)をしていないときにこの手の薬剤を投与することは、死亡事故を起こすこととほぼ同義と言っても間違いないくらいなのです。正確ではないかもしれませんが、高度計や速度計、燃料計の無い飛行機で、管制官が全然イケてない(笑)、非常に混雑している空港に着陸することと同じくらい難しいと思います。

それに加え、マイコーは普段から、全身の痛みに対して医療用の麻薬を使っていたというじゃありませんか。医療用とはいえ、麻薬もかなり強い呼吸・循環抑制作用を持ちますので、これらの薬の相乗作用で今回の騒ぎが生じた、ということは想像に難くありません。
勿論そうだという証拠は無いですが、今回の事件は、薬の過量投与+うっかり目を離した隙に息が止まっちゃってた、というのが原因じゃないでしょうかね。いずれにしても恐ろしい話です。

要は、薬を使うときは、例え市販のモノであっても、「薬と毒は紙一重」、「用量用法を守って」、病院で出されたものならば、「医者の指示に従う」というのが基本です。ちゃんと内服してても副作用が出ることもあるのに、適当な使い方をしていると冗談じゃなく、命に関わります。
その辺に売っている「市販の風邪薬」でも、使い方によっては肝壊死を起こすことがありますし、こうなるとその辺の眠剤を一気に飲むよりも致死率は高くなります。ぶっちゃけ、眠剤を飲んで自殺を図る人がいますが、んなモンを1000錠ほど飲むよりも、xxxxxxxxx(検閲削除)を一瓶(200錠くらい)飲んだ方が、より確実に死ねます。ただし、死ぬまで時間がかかり、うっかり救命センターに搬送されようものなら物凄い集中治療を受けることになりますので、遺族は莫大な請求金額に頭を悩ませることになるでしょうね。その辺は一考の余地有りですが。

とにもかくにも、『どんなものでも、人間に関わる物質は、薬にも毒になりうる』『薬を飲むことと毒を飲むことには、ほとんど差は無い』というのは、必ず憶えておいて下さいね。
健康を維持するためのお薬が、うっかり使い方を間違えたために毒として作用してしまうことを、まず自分から予防しましょう!

新型インフルエンザ蔓延中!

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いや~、連日記録更新中ですね。
すごいですね、新型インフルエンザ。

誰も豚インフルエンザと呼ばなくなってしまいましたが(´・ω・`)

世界中の感染拡大状況は、以下のサイトで確認できます。

Flu Tracker

素晴らしい...!
これを見ると、日本では大阪が起点になっているようですね。
首都圏でも見つかってますし、これからさらに広がりそうで怖いですね...。

でも、お隣の韓国や中国では感染拡大は無い...訳がないよね(´・ω・`)

きっと報告が遅れてるんだよね。そうだよね!

お薬の飲み方

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...何にも思いつかん...orz
特にネタ的なモノもないし、平穏無事です...。
まぁ季節柄か、午前中の一般外来も昼からの救急外来も、なんだか目が虚ろな人が多く来て、何だかな~、という感じではありましたが。
ぼ~っとしてる割には、薬を飲んでもよく効かない、一週間分を三日で飲んだのに効かない、とか言って来るんですわ...。

ちょっと待て、それは倍ほど薬を飲んでるんじゃないのか(;゚д゚)?

病気や怪我を治すためには、勿論自分の治癒力というのが必要なわけですが、それを補助する目的でお薬を飲んだりするわけです。
お薬は適当に飲めばよいというのではなく、ちゃんと決められた量を飲まなければ、効果が無いどころか副作用が出やすくなります。

お薬の飲み方をググってみた

全てのお薬は、毒物になりうる...というより、全ての物質は毒にも薬にもなりうる、ということを意識しましょう。例えば水だって、標準体中の人であれば、一度に約6㍑を摂取すると、水中毒で死亡する可能性があります。
勿論、胃の容積は一般的に精々2~3㍑ですので、一度に6㍑というのは現実的ではありませんが。
ただし、経静脈的(いわゆる点滴)に投与すれば、また別問題ですけどね。
直接静脈内に投与した場合は、経消化管的投与(内服)に比べて、かなり少ない量で、しかも時間的に早く、人体に作用を及ぼします。これは悪い影響も良い影響も、です。
以前、福岡県だったか自分の旦那に水を点滴して保険金を騙し取ろうとした看護師さんがいましたが、あれなどがその例です。

お薬は量を守ると同時に、投与経路・用法も守らないといけません。
いくらよく効くお薬でも軟膏を食べていては、効果が出ないか副作用が出るか害になるかするのは、すぐ分かることですもんね。
よくRPGで、「やくそう」とかいうアイテムがありますが、中世では、薬草は傷口に当てて、傷の治癒を促進するお薬であることがほとんどでした。今で言うところの、創傷被覆材の代わりですね。
時々、「やくそう」を食べてると思う方がいるようですが...それじゃおなか壊すぞw
でもあれって、すぐ効果があるよなぁ...。やっぱ魔法的な処理をしてあるんかいな。う~む...。

閑話休題。

ということなので、ガスター (R)の宣伝で言われているように、「説明書をよく読み、用法・用量を守ってお使い下さい」というのが大事なわけです。
例えばRPGでは、HPがほぼ満タン状態の時に、ベホマやケアルガしても、もったいないだけですよね。
ゲームだともったいないだけですが、実際はそれに副作用というのが付いてきます。
いっぱいお薬を飲んだからといって、別に余計に元気になることはないですし、むしろ副作用で別の問題が出る可能性が十分にあります。
なので、ちゃんと用法・用量を守らずにお薬を使っても、効かないとか副作用が出たとか、病院に文句を言ってはいけませんよ?

お薬は全て、自己管理が基本です。
お薬は全て、自己管理が基本です。
大切なことなので二度言いました。

ベタですがサーセンwwwwww

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  • お仕事は主に掘りと生産。
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