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上腕骨と大腿骨の骨折の続きを読む
何故か上半身に偏るという謎もありますが。
1. 鎖骨骨折→ORIF
2. 手掌部の皮下腫瘍→腫瘍摘出
3. 上腕骨頚部骨折→ORIF
例によって軟部組織だけの二件目は割愛です。
まず鎖骨骨折から。
このように、遠位部で跳ね上がった骨片を、プレートとワイヤで固定します。しっかりと固定できましたので、問題無く明日から動かしてもらっても大丈夫ですし!
いろいろありましたの続きを読む
一件目。
大腿骨頚部骨折 Garden分類stage1~2。寝たきり状態のため、荷重歩行は考えていませんが、放っておくと痛いだけなので固定します。
術前のX線像では、ぱっと見は折れてないように見えますが、これを見逃してはいけません。理学所見等々も考慮して、画像をよく見ると骨折有り!となります。
この方はいわゆる「おむつ骨折」でして、寝たきりの方で股関節に拘縮がある場合、おむつ交換で骨折してしまうというやつです。関節が動かないので、非常に手術が難しくなります。やはり、寝たきりを以下に避けるかが、大事ですね。
術後の固定は良好ですが、そもそも骨が脆いため、しばらく入院しておいて頂きます。ご家族酸も大変ですが、頑張りましょう。
二件目。
日帰り手術でリウマチの手関節形成術。軟部組織の手術ですので、割愛。手の尺側偏位を修正するために、伸筋腱と関節包の縫縮、及びMP関節側副靭帯の解離を行いました。
手術いろいろの続きを読む
平たく言うと、通常営業ですね。
本日は、肩回旋腱板の大断裂に対する手術でしたので、結構時間がかかりました。それに平行して、外来で今日来られた皮下異物(ガラス片)の摘出もしてましたし、何だかんだと忙しい一日でありました。
さて、11月もそろそろ終わり、本格的に冬が来ますね...。
本日は、肩回旋腱板の大断裂に対する手術でしたので、結構時間がかかりました。それに平行して、外来で今日来られた皮下異物(ガラス片)の摘出もしてましたし、何だかんだと忙しい一日でありました。
さて、11月もそろそろ終わり、本格的に冬が来ますね...。
厳密には、肩関節鏡視下拘縮解離、滑膜切除+関節包切開と、上腕骨頚部骨折のORIFです。前者は例によって麻酔だけですので、割愛します。二件目は午後3時スタートですので、しんどいですなぁ。でもきっちり固定出来れば、それほど遅くはならないはず!
では術前を。こんな感じの骨折で、3-partsのバラバラに近い状態です。これをしっかりとプレートで固定しますね!
...いろいろあったので術前術後を一気にどうぞ。
固定は問題ありませんね。手術そのものは、二時間足らずで終わってるのですが、途中でトラブル発生が相次いで、結局総手術時間が五時間超という有様。疲れ申しました。患者さんに関することは全く問題無いのですが、なんかいろいろションボリであります。やっぱ貧乏な病院は、ダメすなぁ...。
では術前を。こんな感じの骨折で、3-partsのバラバラに近い状態です。これをしっかりとプレートで固定しますね!
...いろいろあったので術前術後を一気にどうぞ。

火曜は肩と肩の続きを読む
え~、昼から順に、鎖骨の抜釘、関節鏡視下半月板切除、上腕骨頚部骨折のORIFでしたが、全て全身麻酔で縦に手術が入ってましたので、すっかり遅くなりました。写真を整理する気も起きないくらいグッタリであります。
おやすみなさいませノシ
おやすみなさいませノシ
抜くのと入れるのと、患者さんの年齢差もとても大きい日でした。
一件目は前腕の抜釘。この患者さんは昨年10月22日に骨折に対して骨接合術を行っております。若いのですごい勢いで骨がくっついたのですが、夏休みになった時点で抜釘を行うことになっておりました。
↓このような感じで、骨折部が分からなくなっています。抜釘後はネジの穴が残ってはいますが、これは徐々に埋まっていくでしょう。ただし、夏休みの間は強い力がかかる運動はNGです。器械体操は禁止で、軽い運動だけにしときましょう。
これを単に抜くだけですが、子供さんの麻酔をかけるのは気を遣います。問題無く終了はしてるのですが、やっぱり人ごとじゃありませんからね。でも、午後7時の段階で晩ご飯は全量食べてしまってまだ空腹だということで、一安心。明日退院できそうですね。
一件目は前腕の抜釘。この患者さんは昨年10月22日に骨折に対して骨接合術を行っております。若いのですごい勢いで骨がくっついたのですが、夏休みになった時点で抜釘を行うことになっておりました。
↓このような感じで、骨折部が分からなくなっています。抜釘後はネジの穴が残ってはいますが、これは徐々に埋まっていくでしょう。ただし、夏休みの間は強い力がかかる運動はNGです。器械体操は禁止で、軽い運動だけにしときましょう。

抜釘と骨接合の続きを読む
本日は肩関節鏡視下の腱板修復術が一件。
以上。
穏やかに(と言っても、抜管したのが午後5時半でしたが)手術は終了し、術後経過も良好。本日も落ち着いて帰宅であります。お疲れ様でしたノシ
以上。
穏やかに(と言っても、抜管したのが午後5時半でしたが)手術は終了し、術後経過も良好。本日も落ち着いて帰宅であります。お疲れ様でしたノシ
肩関節鏡視下での肩腱板修復術の他、局所麻酔下での抜釘もありましたが、ヴィジュアル的に大したことが無いので、省略です。今日はとにかく、当直中に怪奇現象が起こらないかどうかが争点になりますので。
...やっぱ寝ないでおこうかしらん...。
...やっぱ寝ないでおこうかしらん...。
肩関節鏡の手術でしたが、本日の肩は拘縮が殆ど無く、腱板縫合だけだったので存外早く終わりました。肩甲下筋腱の縫合だけで済んだことと、素直に麻酔から覚めたこととで、非常に素早く手術室から出ることが出来ました。そして術後安定したのが午後8時過ぎだったので、そこからはゆっくりと当直させて頂くことにします。
人工呼吸器を付けている患者さんがおられるので、本日も内科病棟での急変の可能性は濃厚ですが、そこはそれ。無論、何事も無く快方に向かって頂くのが最良ではありますが、何分高齢の方ですので、少し心配です。
術後の患者さんは至極安定されてるので、消灯してから内科病棟に見に行きましょうかね。
人工呼吸器を付けている患者さんがおられるので、本日も内科病棟での急変の可能性は濃厚ですが、そこはそれ。無論、何事も無く快方に向かって頂くのが最良ではありますが、何分高齢の方ですので、少し心配です。
術後の患者さんは至極安定されてるので、消灯してから内科病棟に見に行きましょうかね。
さて、少し前まで木曜は人工関節の日でしたが、生憎と年明けまで人工関節シリーズは無さそうです。
その代わり、大学から肩関節専門の先生に手術に来ていただいておりますので、暫く...というか、かなりの割合で...木曜日は肩関節鏡の手術だらけになりそうです。
で、本日の手術は、拘縮肩の関節授動術だったのですが、かなり癒着が強く、いわゆる"frozen shoulder"の状態で、かなりガッチガチに拘縮していたので、思った以上に時間がかかりました。終わってみれば午後7時。そこから病棟を何とかして晩ゴハンを食べて云々で、ついでに当直までしちゃいます、ということで...。
その代わり、大学から肩関節専門の先生に手術に来ていただいておりますので、暫く...というか、かなりの割合で...木曜日は肩関節鏡の手術だらけになりそうです。
で、本日の手術は、拘縮肩の関節授動術だったのですが、かなり癒着が強く、いわゆる"frozen shoulder"の状態で、かなりガッチガチに拘縮していたので、思った以上に時間がかかりました。終わってみれば午後7時。そこから病棟を何とかして晩ゴハンを食べて云々で、ついでに当直までしちゃいます、ということで...。
本日も関節鏡視下手術ですが、デジタル画像が撮影できないしょぼい環境のため、今回も画像掲載は見送りです。
本日は腱板損傷は無く拘縮だけだったので、比較的あっさりと手術が終わりました。麻酔に専念できたため、抜管も円滑に済みましたし、良かった良かった。
さて、そろそろ週末の足音が聞こえて参りましたが、気温と共に懐具合もかなり冷え込んできております。銀行の預金残高が¥4kってwwww
本日は腱板損傷は無く拘縮だけだったので、比較的あっさりと手術が終わりました。麻酔に専念できたため、抜管も円滑に済みましたし、良かった良かった。
さて、そろそろ週末の足音が聞こえて参りましたが、気温と共に懐具合もかなり冷え込んできております。銀行の預金残高が¥4kってwwww
外来進行の都合もあり、ちょいと予定を変更して、肩関節鏡の前に手関節のORIFを始めることにしました。
術前はこんな感じ。
立派な橈骨遠位部骨折で、関節麺が粉砕しています。これでは普通のプレートが当てられないので、久々に創外固定を使います。あと、欠損した海綿骨を補うために、背側から人工骨移植も行います。
では、本日は麻酔科Onlyのワタクシが麻酔をかけてさし上げ...
術後はこちら。
見事に整復されています。これは術者に乾杯と言わざるを得ないでしょう。
そして斜めに肩関節鏡の手術を行います。
術前はこんな感じ。

では、本日は麻酔科Onlyのワタクシが麻酔をかけてさし上げ...
術後はこちら。

そして斜めに肩関節鏡の手術を行います。
手関節と肩関節鏡の続きを読む
本日は肩周囲の骨折です。
一件目は鎖骨遠位部骨折で、結構粉砕が強いため、プレートを使ってみようということになりました。
術前術後を合わせてどうぞ。
少しギャップが開いていますが、固定性は良好ですし骨膜を触ってないので、癒合してくれるでしょう。
...多分。
元々、愛飲家の方ですので、肝臓の代謝も弱くなっており、ちょっと心配です。
偽関節になったら骨移植をしないといけませんので、是非このまま癒合して欲しいものです。
一件目は鎖骨遠位部骨折で、結構粉砕が強いため、プレートを使ってみようということになりました。
術前術後を合わせてどうぞ。

...多分。
元々、愛飲家の方ですので、肝臓の代謝も弱くなっており、ちょっと心配です。
偽関節になったら骨移植をしないといけませんので、是非このまま癒合して欲しいものです。
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とまぁ、手術が三件あったのですが、バネ指は例によって割愛、腱板断裂も軟部組織の修復なので、レントゲン写真でどうこうという話ではないので、割愛...。
とはいえ、本日の腱板断裂はちょっと感じが違いました。まずMRI像では、棘上筋腱の変性断裂が疑われました。
この冠状断像では、腱成分が黒く写るのですが、一部分がもやもやして辺縁が明瞭ではなく、断裂が疑われます。このため、関節造影も追加で行ったのですが、やはり断裂を疑わせる部位からの造影剤の漏出がみられました。
リアルタイムの画像では、丁度肩峰下付近の腱板から、造影剤が少しずつ漏出していたのですが、この写真では見えなくなってます。
このような状況ですので、腱板の大断裂を修復せねばなりますまい、と意気込んで手術に望んだわけですが...。
とはいえ、本日の腱板断裂はちょっと感じが違いました。まずMRI像では、棘上筋腱の変性断裂が疑われました。


このような状況ですので、腱板の大断裂を修復せねばなりますまい、と意気込んで手術に望んだわけですが...。
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