暁の星を掴み取れ!でタグ「肘関節」が付けられているもの
一件目、橈骨遠位部骨折→ORIF。創外固定との併用も考えなければならないくらいの骨折でしたが、幸い内固定だけでいけました。
思ったよりも固定性が良かったので、創外固定は無しで済みましたが、二週間ほどは安静にしておいて下さいね。三角巾はしておきましょう。
骨折が二件の続きを読む
手術が二件。両方とも肘です。
一件目は、上腕骨外顆骨折。あまり転位はありませんので、wire+gips固定とします。
関節面のgapが無くなっているので、okでしょう。
もうちょっと長いscrewがあったら良かったのですが、ねじ山が骨折線を超えていますので、これで勘弁してください...。
全身麻酔を醒まして、次にいきましょう。
九月に入っていきなりの続きを読む
本日は上腕骨通顆骨折。転位が全くないので、ずれる前に固定しておきます。


正面で見てもわかりませんが、理学所見を確認すると、これはアヤシイ...となるわけです。そして斜位で見ると、骨折線がはっきりと見えております。

実はCTも撮影したのですが、骨折線がかなりはっきりしない状態です。が、どちらにしてもこの骨折はかなり不安定なので、転位を起こして偽関節になったりしては目も当てられません。なので、今のうちに内固定しておきます。これだけ転位が無ければ、鋼線刺入固定とギプス固定でokです。

このように、しっかりと鋼線で固定して、上腕からギプス固定しました。
あとは骨癒合を待つだけですが、生活もかなり不自由になりますし、しばらく入院しててもokでしょう。
ゆっくりしていってね...。
大忙しです。
股関節と肘と当直の続きを読む
一件目、中郷骨折後の抜釘です。本年4月24日に手術をした方ですが、経過良好で骨癒合もバッチリなので、今回抜釘となしました。
骨癒合は十分ですので、抜いてしまいます。
こんな感じでスッキリです。側面が斜位になってますが、骨癒合に問題は無いのでキニシナイ。
肘と膝の続きを読む
肘頭骨折→鋼線締結です。

その他、バネ指一件、皮下血腫除去一件は割愛...。
術前はこのような感じです。

肘頭が飛んでますので、いつものように鋼線締結。えいっと締め付けて、このような感じで完了。
固定にはちょっと特殊なデバイスを用いましたが、しっかりと固定できてますので、ギプス無しで来週くらいからリハビリして頂きましょうかね。
え~、ちょっとややこしい背景があるので、今日は割愛で。他に色々しんどいこと多すぎワロタ。精神的に参る前に、何とかならんものか...。
とまぁ、精神的にやられる前に、やることが出来てわっしょい。午前の外来で飛び込みの小学生がドン。
はい、顆上骨折ですね...。待機手術しても良いことはありませんし、そもそもウチは小回りのきく病院(笑)がウリなので、本日緊急手術を行います。やることは経皮的鋼線刺入固定です。徒手整復はバッチリなので...
はい、このようにしっかり固定ok!ただし、術後にギプスは巻いてますが。
腰の手術のあとに肘の手術でしたので、取り敢えず終わったのが夜の9時過ぎ。帰る時刻はお察しと言うことで...。しかし、残業代が2時間以上の分が出ないのはつらいわ~(棒読)
ま、病院ってのは、表だけ白くて、中身はブラックなのは、ずっと以前からなんですけどね。
ですが、どっちも大きい...。
一件目:リウマチ足の関節形成術。
中足基節関節の形成を行います。勿論、全ての足趾に対して、です。骨棘を切除し、足趾のアライメントを整えます。軟部組織の緊張調節はしていませんので、少し簡略化はされてますが。
全然問題無し。問題があるとすれば、結構時間のかかる手術なので、この時点で午後四時だという点でしょうか...。続く。
手術二件の続きを読む
肘とか大腿骨とかの続きを読む
の予定でしたが、午前中に大逆転。朝から小学生の外傷が来て、昼から手術となりましたとさ。ちなみにバネ指はもう割愛で良いですよね。

学校の体育中(跳び箱だそうで)、着地時につんのめって前へ倒れた際に、右肘を体育館の床に打ち付けたとのことでしたが...
内上顆の骨片が、見事に剥離しております。左右を比べて頂けると、一目瞭然かと。
で、この骨片は手関節の屈筋群が付着している場所であるので、このまま放っておいても骨癒合が得られることはありません。なので、手術を行います。具体的には、直視下での整復固定を行うことになります。
全身麻酔をかけてから、骨折部を開けて、直接整復して鋼線で固定します。幸い...と言っては失礼ですが、小学生高学年なので、ある程度の骨片のサイズがありましたので、細い目の鋼線でしっかりと固定できました。

このように。しっかりと固定できました。術後経過も問題無いので、明日には帰宅できるでしょう。
...ワタクシ、ますます跳び箱の練習反対派になりそうです。ま、飛べないのでその僻みもありますけどねw
木曜日は手術と当直の続きを読む
本日の予定手術は...腱鞘切開一件、肩関節鏡視下肩峰形成+Bankart修復術か...。と思っていると午前中の外来が荒れに荒れ、化膿性関節炎は来るわ、本日早朝に受傷の肘頭骨折は来るわ、絶対手術したくないでござるという腓骨遠位部骨折が来るわ、受傷が数日前でも全身状態悪すぎの橈骨骨幹部骨折が紹介されて来るわで、てんやわんやでした。
予定の二件は予定通り終わったのですが、問題は外来の骨折の症例です。
1. 化膿性関節炎はDIP関節ですが、炎症所見は今のところ激しくないので、後日切開排膿を行い、洗浄をしっかり続けることで治癒を目指す方針に。
→本日の手術は無し。
2. 肘頭骨折は他に重大な合併症もないので、本日手術。
3. 腓骨遠位部骨折は患者さん本人が、「手術は嫌でござる、絶対嫌でござる」と強い意思表示をされておられたため、手術そのものは無し。ま、手術すべき骨折なんですけどね...。
4. 橈骨骨幹部骨折の患者さんは、前述のように全身状態が悪いため、術前に全身管理を行ってからの手術になりますので、来週の火曜日に手術を行うことに。
という訳で、2.の肘頭骨折のX線写真をどうぞ。
予定の二件は予定通り終わったのですが、問題は外来の骨折の症例です。
1. 化膿性関節炎はDIP関節ですが、炎症所見は今のところ激しくないので、後日切開排膿を行い、洗浄をしっかり続けることで治癒を目指す方針に。
→本日の手術は無し。
2. 肘頭骨折は他に重大な合併症もないので、本日手術。
3. 腓骨遠位部骨折は患者さん本人が、「手術は嫌でござる、絶対嫌でござる」と強い意思表示をされておられたため、手術そのものは無し。ま、手術すべき骨折なんですけどね...。
4. 橈骨骨幹部骨折の患者さんは、前述のように全身状態が悪いため、術前に全身管理を行ってからの手術になりますので、来週の火曜日に手術を行うことに。
という訳で、2.の肘頭骨折のX線写真をどうぞ。
嵐の如き火曜日の続きを読む
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