暁の星を掴み取れ!でタグ「上腕骨」が付けられているもの
一件目:ばね指→腱鞘切開 こちらは割愛。
二件目:上腕骨遠位部骨折
いわゆる通顆骨折ですが、ほとんど転位がないので、ずれる前に鋼線で固定し、外固定を追加します。
このように。ただし、術後分は肘関節屈曲90°でギプス固定してからの撮影ですので、不明瞭ですね。スミマセン。
次行きましょう次。
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ばね指は割愛。
まずは上腕骨遠位部/外上顆骨折術後の抜釘。
2020年9月1日に手術した骨折の抜釘です。
しっかりと骨癒合してますので、サクッと抜釘。
そして二件目は脛骨骨幹部骨折の髄内釘。結構バッキバキで、洒落にならんです。
殆どは外傷病院で処置されるのですが、何故か場末のウチみたいな病院に来るという謎。
固定は問題ないですが、皮膚がやばい状態でして、壊死寸前の状態です。
場合によっては、後日植皮が必要かもしれません。こればかりは経過を見ないことにはなんとも言えませんので、よくなることを祈って待つようにしましょう。
といっても、三件ですが。

一件目:手根管症候群→手根管解放
...割愛しますね。
二件目:左上腕骨内上顆骨折→観血的整復・鋼線固定

骨端線で離開し、転位した骨端核を含む骨片が、ちゃんと整復されています。これでなんとか成長障碍が大きくならずに済みそうですが、それは今後数十年の経過を診ないと、何ともですね。将来に期待。
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順に、ばね指→腱鞘切開、鎖骨骨折術後→抜釘、肘関節内/上腕骨顆部骨折→ORIF、橈骨遠位部骨折→ORIF、でした。
上腕骨と橈骨の方をどうぞ。
上腕骨果部/肘関節内骨折は、こんな感じの手術でした。
尺側の骨片が粉砕していますが、橈側は安定していたので、まず鋼線で固定してます。
尺側は鋼線とスクリューで顆部を固定して、なんとか安定しましたので、最後に外固定を追加して終了してます。
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朝は外来、昼から手術が二件。ただしバネ指バネ指。
骨片は整復・固定されていますので、問題ないでしょう。鋼線抜去は4週後かな。骨硬化を待ちましょう。
の予定でした。一昨日までは。二件追加がありまぁす。
昨日入院の上腕骨骨幹部骨折→髄内釘固定。
かなりおもいっきり折れてますね。ウチの病院にしては珍しいですが、これは髄内釘で固定します。
ただし整復はかなり困難で、これが限界かなと。これ以上正確に整復しようと思うと、軟部組織を解離せざるを得ず、そうすると今度は骨癒合の面で不利になってきますので、ある程度の整復+PTH製剤+超音波治療、で骨形成を促進する、というのが現実的でしょう。
で、本日受診の骨性槌指→鋼線固定も追加で手術です。

あとは、夜中に何もなければ完璧。
取り敢えず当直室で横になります...。
手術が二件。両方とも肘です。
一件目は、上腕骨外顆骨折。あまり転位はありませんので、wire+gips固定とします。
関節面のgapが無くなっているので、okでしょう。
もうちょっと長いscrewがあったら良かったのですが、ねじ山が骨折線を超えていますので、これで勘弁してください...。
全身麻酔を醒まして、次にいきましょう。
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