大腿骨と上腕骨の手術の続きを読む
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順に、ばね指→腱鞘切開、鎖骨骨折術後→抜釘、肘関節内/上腕骨顆部骨折→ORIF、橈骨遠位部骨折→ORIF、でした。
上腕骨と橈骨の方をどうぞ。
上腕骨果部/肘関節内骨折は、こんな感じの手術でした。
尺側の骨片が粉砕していますが、橈側は安定していたので、まず鋼線で固定してます。
尺側は鋼線とスクリューで顆部を固定して、なんとか安定しましたので、最後に外固定を追加して終了してます。
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朝は外来、昼から手術が二件。ただしバネ指バネ指。
骨片は整復・固定されていますので、問題ないでしょう。鋼線抜去は4週後かな。骨硬化を待ちましょう。
の予定でした。一昨日までは。二件追加がありまぁす。
昨日入院の上腕骨骨幹部骨折→髄内釘固定。
かなりおもいっきり折れてますね。ウチの病院にしては珍しいですが、これは髄内釘で固定します。
ただし整復はかなり困難で、これが限界かなと。これ以上正確に整復しようと思うと、軟部組織を解離せざるを得ず、そうすると今度は骨癒合の面で不利になってきますので、ある程度の整復+PTH製剤+超音波治療、で骨形成を促進する、というのが現実的でしょう。
で、本日受診の骨性槌指→鋼線固定も追加で手術です。

あとは、夜中に何もなければ完璧。
取り敢えず当直室で横になります...。
手術が二件。両方とも肘です。
一件目は、上腕骨外顆骨折。あまり転位はありませんので、wire+gips固定とします。
関節面のgapが無くなっているので、okでしょう。
もうちょっと長いscrewがあったら良かったのですが、ねじ山が骨折線を超えていますので、これで勘弁してください...。
全身麻酔を醒まして、次にいきましょう。
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上腕骨と大腿骨の骨折の続きを読む
本日は上腕骨通顆骨折。転位が全くないので、ずれる前に固定しておきます。


正面で見てもわかりませんが、理学所見を確認すると、これはアヤシイ...となるわけです。そして斜位で見ると、骨折線がはっきりと見えております。

実はCTも撮影したのですが、骨折線がかなりはっきりしない状態です。が、どちらにしてもこの骨折はかなり不安定なので、転位を起こして偽関節になったりしては目も当てられません。なので、今のうちに内固定しておきます。これだけ転位が無ければ、鋼線刺入固定とギプス固定でokです。

このように、しっかりと鋼線で固定して、上腕からギプス固定しました。
あとは骨癒合を待つだけですが、生活もかなり不自由になりますし、しばらく入院しててもokでしょう。
ゆっくりしていってね...。
一件目。
上腕骨頚部骨折→ORIF。
予想以上に整復バッチリです。
整復操作が非常にうまくいきましたので、テンポ良く手術が終了しました。結果的に患者さんの肉体的負担も軽くなったハズ。この調子でいきましょう!
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同様の手術が続きます。本日は約二週間前の骨折です。

しっかりと固定ok。これで明日から動かしてもよい...のですが、キズも痛いので、明後日からリハビリにしましょう。

こんな感じでしたが、前回同様、髄内釘手術です。ただし、骨折部が外科系よりもやや遠位であるので、固定の横止が確実に骨折線から離れるタイプの、長い髄内釘を選択しました。

今日も上腕骨の続きを読む
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