暁の星を掴み取れ!でタグ「ORIF」が付けられているもの
ばね指は割愛。
まずは上腕骨遠位部/外上顆骨折術後の抜釘。
2020年9月1日に手術した骨折の抜釘です。
しっかりと骨癒合してますので、サクッと抜釘。
そして二件目は脛骨骨幹部骨折の髄内釘。結構バッキバキで、洒落にならんです。
殆どは外傷病院で処置されるのですが、何故か場末のウチみたいな病院に来るという謎。
固定は問題ないですが、皮膚がやばい状態でして、壊死寸前の状態です。
場合によっては、後日植皮が必要かもしれません。こればかりは経過を見ないことにはなんとも言えませんので、よくなることを祈って待つようにしましょう。
第五中手骨骨幹部横骨折の手術です。


こんな感じでokok。
粉砕がかなり強かったので、そこは治るのに時間が必要ですから、じっくり待つだけですかねぇ...。
今回は遠位部、しかもインプラント周辺骨折です。
TKAは2019.06.11に施行しています。
骨折自体はこんな感じです。
...側面はありませんが、肝になる屈曲進展方向の転位は、しっかりと整復されています。
術後の後療法が難しいですね。いつから可動域訓練を始めるかと、ギプス固定をするかどうかで、結構意見が割れそうです。
といっても、三件ですが。

一件目:手根管症候群→手根管解放
...割愛しますね。
二件目:左上腕骨内上顆骨折→観血的整復・鋼線固定

骨端線で離開し、転位した骨端核を含む骨片が、ちゃんと整復されています。これでなんとか成長障碍が大きくならずに済みそうですが、それは今後数十年の経過を診ないと、何ともですね。将来に期待。
いろいろな手術の続きを読む
一件目:人工膝関節置換術後の膝蓋骨骨折。膝蓋骨も置換してるので、骨接合難しいですな...。
とはいえ、膝蓋骨が壊死しているわけではないので、頑張って接合させます。
鋼線締結+非吸収糸による接合ですが、何とか安定させることができました。
さて、この手術が終わった段階で午後四時なので、あとはお察し。
膝関節と足関節の続きを読む
大腿骨と上腕骨の手術の続きを読む
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一件目はdeQuervain腱鞘炎の手術ですが、軟部組織手術なので割愛。
二件目は大腿骨頸部骨折。
正面から見るとGerden分類stage2ですが、軸位で見るとstage3相当です。ただ、超高齢で認知症が強く、人工骨頭置換術後の禁忌肢位に対する注意は払えないこと、そもそも中長期の入院生活は困難であろうことを考えると、内固定を行って車椅子生活ができるようにすることを優先しました。
まぁ素直に内固定しただけですが、これで明日から車椅子に乗っても大丈夫ですし、場合によったら歩いても大丈夫...病棟内で勝手に歩いて転倒しなければ、ですが。
頸部骨折と橈骨遠位部骨折ね。の続きを読む
外来には転倒多数、手術は橈骨遠位部骨折一件、夜は当直、と...。


ちゃんと整復されてますし、問題ないですね。
問題は、今日と明後日が当直だということですね。困ったね。
本日の手術は、順に書くと以下の通りになります。
ばね指→腱鞘切開
ばね指→腱鞘切開
指尖部損傷遷延治癒→不良肉芽郭清
踵骨骨折術後→抜釘
大腿骨転子部骨折→観血的骨接合術
...一番最後だけ、X線写真を載せます。
この方は、2020年10月02日に、左側の骨折で手術を行っています。
今回も同様の骨折なので、長い目の髄内釘で固定します。
問題なくしっかりと固定できました。ただ、超高齢で骨粗鬆症も強いので、何らかの補助療法は追加したほうが良いでしょう。やっぱPTH製剤かな。入院中だけでも使わせてもらえるとありがたいのですが...。
同じ手術を行いました。どちらも橈骨遠位部骨折→ORIFです。

まず一件目。

超高齢の方で、関節面が逆T字に割れています。関節内骨折でかなり不安定なので、鋼線はしばらく残しておきます。
橈骨遠位部骨折の手術が二件の続きを読む
とりあえず橈骨遠位部骨折。やや陳旧性です。ギプス内転位の症例で、手術にて内固定をせざるを得ませんでした。


まぁこんな感じで。
手術日ではないですがの続きを読む
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