暁の星を掴み取れ!でタグ「腓骨」が付けられているもの
前者は昨年5月8日に手術した橈骨遠位部骨折の抜釘、後者は鋼線締結による内固定です。

では手関節から。
術前はこのようにしっかりと骨癒合okの状態です。

こちらをこのように。
はい、スッキリ。
次にいきましょう。
手関節と足関節の続きを読む
午前中のバネ指は割愛。
午後からは、本年5月11日に手術をした方の抜釘です。
このように、鋼線スッキリ!ですね。
という訳で、手術はあっさり終わりましたが、その後はスライド作成です。明後日の病診連携会議で、症例を出さんとあきませんので...。
本日は抜釘が一件。完全に手術が枯れております。
...の予定でしたが、朝から保育園の子が転倒して前腕(橈尺骨)骨折してましたので、抜釘の前に緊急で手術を行いました。
こんな感じで完全に両骨骨折です。勿論、待つ必要はないのですぐに手術します。尺骨は経皮的に髄内釘でokでした。橈骨は開けないとダメかなー、と思ってましたが、何とか整復できました。
側面像ですが、このように。
ま、明日退院ですけど、しばらくギプス生活ですなぁ。頑張れ少年。
抜釘~と思ったらの続きを読む
本日は抜釘です。三カ所同時です。本年3月16日に手術した方ですが、骨癒合も良好なのと年齢的にお若いので、抜いておこうということに。
そして当直。
大腿骨と足関節の続きを読む
有り体に言うと、下腿遠位部になるのですけどね。今回は足関節そのものには至っていない骨折です。天蓋部(足関節の荷重を受ける部分で、脛骨の遠位端になります)がやられていないので、不幸中の幸いです。関節面に骨折線が入ると、一気に手術の難度が高くなりますので。しかもその場合、術後の経過もあまりよろしくない傾向になることが多いです。

ま、取り敢えず前向きに行きましょう。術前はこのような状態です。見事に脛腓骨が遠位部でバッキバキですね...。
このままでは収拾が付かないので、一般的な方法で手術します。具体的には、まず腓骨側を固定してから、脛骨を固定します。
そしてその結果はこのように。

うむ、整復・固定性共に良好です。なかなか大変でしたが、しっかりと固定できました。しかしながら、この骨折の背景には骨粗鬆症もあるため、その治療も平行して行いながら、念を入れて6週間くらいは免荷になりますね。長丁場にはなりますが、頑張りましょう。ただし、ぼちぼちで...。
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