夜を駆け抜けろ! Entry : 人工骨頭と肘の抜釘

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人工骨頭と肘の抜釘

本日の手術は、先日入院した頚部骨折のおばあちゃんに人工骨頭置換術、昨年10/30に手術した、上腕骨遠位端骨折術後の方の抜釘です。
人工骨頭のおばあちゃんは年齢が92歳と高齢ですが、もともと元気に歩いていたということで手術と相成りました。
右大腿骨頚部骨折術前正面
右大腿骨が頚部でぽっきり。
こちらは定型的に人工骨頭置換術を行いました。
高齢でもあるので手早く…。
さくっと(・∀・)/!
右大腿骨人工骨頭置換術後正面
OK、執刀開始から閉創まで一時間ジャストと手早くきっちりとできました。
来週からリハビリで、ビシバシ頑張ってもらいましょう^^

で、その後はすぐ上腕骨骨折術後の方ですが、全身麻酔で行います。
右上腕骨遠位端骨折術後正側面
化骨性筋炎のために、余分な化骨が出来まくっております。
これに対して、まず抜釘を行い、その次に化骨を切除します。
ただしまず尺骨神経の剥離を行い、尺骨神経損傷が起こらないようにしますが、これがまた時間がかかるかかる。
神経剥離だけで三時間ほどかかったかな?術後なので、癒着が多くて大変でしたorz
あとは化骨を切除して切除して切除しまくって…
右上腕骨遠位端骨折化骨切除後正側面
手術開始後5時間にして、ようやくある程度の切除が完了しました。
今回は前方の化骨は切除しませんでした。
というのも、今回の手術は後方から行ったのですが、肘の前方は正中神経と肘動脈というでかい神経血管束があるため、後方からは手術できず、完全に化骨を切除しようと思ったら前方から進入しないとイケナイのです。
主治医と患者さんの間で、取り敢えず後方から出来る範囲で切除する、というお話が出来ているようで、今回は後方からだけになりました。
しかも今回はかなり化骨を削ったのと、固定の金具が特に神経に干渉したりせず問題無いことを確認しましたので、抜釘は無しになりました。
でも5時間…。
麻酔完了から帰室まで入れると、約6時間…。

腰が(;゚д゚)


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